無外流免許皆伝 十段範士 江戸無外流宗家
本名は、坂口 行成(さかぐち みちなり)。
1948年(昭和23年)東京都中央区築地生まれ。
中学時代から柔道や空手などの武道を学び、26歳で居合を始め、働きながら居合道の修業に励む。55才の頃に無外流居合の師に出会い、修業研鑽を続ける。
2005年に千代田区九段に常設道場を設け、2011年に龍正館を設立。2016年に江戸無外流を名乗る。
無外流居合兵法としては、2006年に師範(免の巻、並びに百足伝の巻を授与)、2011年に免許皆伝(免許皆伝の巻を授与)、同年に範士、2012年に宗家継承。
社会人としては、2000年から東海大学工学部研究員として学術研究に入り、電子情報の生態研究を行うとともに、人間工学に基づいた居合兵法の研究に勤しむ。著作論文は、「周期的点滅光刺激に対する脳波と末梢血流の応答」、「周期的超音波刺激が生体リズムに及ぼす効果」等多数。
文化事業貢献としては、2015年頃よりサムライ体験(外国人向けの居合・試斬体験)を始め、これまで1000名を超える体験者に日本文化の素晴らしさを伝える。
→ お申込み・お問い合わせは「お問い合わせフォーム」へどうぞ。
→ 入会・体験などに関する詳細なご説明は「道場案内ページ」へどうぞ。
Q1 | 見学・体験に必要なものを教えてください。 |
A1 | 見学に際しては特にご用意頂くものはありません。当日、「入館記録用紙」にお名前等の必要事項をご記入ください。 居合体験・試斬体験は、貸し出し用の道着と居合刀をご用意していますので特別な準備は不要です。ご自分の道着(居合着や剣道着等)をお持ちの方はご持参いただいても結構です。 なお、試斬体験につきましては有料となりますので当日体験の際にお納めください。 |
Q2 | 「試斬体験」について教えてください。 |
A2 | 居合への理解を深め、入会検討の手助けとなるよう、1回5,000円で巻き藁を使用する試し斬りの体験ができます。お問い合わせフォームからお申し込みください。 (試斬体験後に入会された方は、入会金から1,850円を割り引かせて頂きます。) 試し斬りできる巻き藁は半畳巻2本です。当日はできるだけ「斬る体験」をして頂けるように懇切丁寧にご指導致します。ただし、真剣を扱うことは危険が伴いますので、指導員の指示に従えない方はご退場いただく場合があります。予めご了承ください。 観光等の目的であれば、居合演武観賞、刀や鎧の鑑賞、試斬体験をセットにしたサムライ体験(12,000円)をご用意をしていますので、こちらもご利用ください。 |
Q3 | 日本刀(真剣)を扱うことに危険はありませんか。怪我をしたりしませんか。 |
A3 | 安全性に配慮された、しっかりとしたルール守って稽古を行いますのでご心配はありません。(指導員の指示に従えない方はご退場・ご退会いただく場合があります。) 正しい居合の形を身に着けることは刀を扱う上でも安全に身をさばくことにもなりますので、しっかりと技量の習得に励んでください。試斬につきましては安全性を考慮し、ご本人の居合の技量に応じた指導を施します。 龍正館は開館して10年以上になり、国内・国外の大勢の方が試斬体験や稽古を行ってきましたが、過去に1度の事故も起こしておりませんのでご安心ください。 |
Q4 | 武道経験の無い全くの初心者ですが、体験や入会は可能ですか。 |
A4 | 問題ありません。入会される方の目的は多様ですが、ほとんどの方が武道未経験者です。過去の経験に関係なく、皆さん確実に上達し、段位も取得されています。
経験者の方も元々は未経験者・初心者です。早く始めれば、それだけ長い時間を修練に費やすことができ、それだけ多くの経験や技の取得ができます。最初は緊張するかもしれませんが、同門の皆さんは優しく接してくれますので、皆さんすぐになじんでいかれます。 まずは見学や居合体験、できれば試斬体験をしてみてはいかがでしょうか。居合の魅力を直に感じることができます。(試斬体験された方は皆さん感動されます。) 百聞は一見にしかずですよ。 |
Q5 | 体験や入会に性別・年齢の制限はありますか? |
A5 | 小学生以上の方であれば特に年齢や性別の制限はなく、どなたでも体験やご入会が頂けます。但し、18歳未満または高校生の方は保護者の同意が、小学生の方は体験時や稽古時に保護者の同伴が必要です。 居合は力量よりも技量が重要になりますので、老若男女の区別なく無理のない練習量で上達ができます。健康法としても大変すぐれており、基礎体力のベースアップやダイエット等、様々な効果が期待できます。 龍正館では、小学生から70代の方まで幅広い年齢層が集い、それぞれが業の研鑽に励んでいます。 |
Q6 | 「講習会」では何が学べますか。 |
A6 | 龍正館では、居合の修練のみならず、刀の鑑定や柄・鞘などの修理・強化の方法について講習を行っています。講習は体験型(座学とワークショップ)で行いますので、「講習を聞いて何となく理解した」というのではなく、実際にやってみて直に技術を身に着けられます。結果として、居合に関する知識・技術だけではなく、刀剣類の知識・維持技術も習得できます。具体的な実施内容は、刀の鑑定、刀の研ぎ、刀の柄巻、鞘の藤巻、柄作り、鞘作り等です。 |
Q7 | 入会金や月会費はいくらですか? |
A7 | 入会金は5,000円です。それとは別にスポーツ保険への加入をお願いしており、保険料は一年度1,850円です。(初年度は、加入日からその年度の3月31日まで有効です。) 月会費につきましては、居合・試斬の稽古および各種の講習も含めた道場の利用回数に制限なく、一律10,000円となります。 |
Q8 | 自分専用の刀や稽古着などを揃えるのに、費用はいくら位かかりますか? |
A8 | 稽古着は胴着・肌着(襦袢)・袴・帯で一式としています。当館で注文する場合は一式で20,000円〜30,000円(サイズ等の違いによる)となります。 また、稽古をする際に身体を守る為、武道用の足袋と膝パットの着用をお願いしています。武道足袋が4,000円〜、膝パッドが2,000円〜となります。 居合刀(稽古用の模造刀)については、当館で注文いただく場合は20,000円〜50,000円のものをお勧めしています。持ち運び用刀ケースは5,000円程度です。 |
Q9 | 剣道着を持っているのですが、指定稽古着を買わなければいけませんか? |
A9 | 既に居合着や剣道着をお持ちの場合、通常の稽古ではそのままご利用いただけます。ジャージなどのトレーニングウェアでも構いません。 ただし、公開演武や昇級昇段審査などの公式行事には、当館指定の紋が入った稽古着が必要となります。紋が異なる場合等はワッペン(一式で3,000円程度)の貼り付けをお願いします。 |
Q10 | 刀はよその店で購入しても構いませんか? |
A10 | 他の武道具店などでお買い求めいただいても問題ありません。その場合、流派によって最適な刀の長さは異なりますので、事前に当館で目安をご確認ください。 なお、一部の販売店やインターネット通販では、「居合刀」と銘打って粗悪な刀を販売しているケースが見受けられます。こうした刀は事故を招きかねないので、稽古での使用をお断りすることがあります。あわせて事前にご相談ください。 |
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