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活動報告 / 講習会report

鞘の籐巻講習 2017年10月28日

「自分の刀は自分で手入れしたい!」ということで、鞘の籐巻講習を行いました。

まずは、保護加工するための安全範囲を教えて頂きます。鯉口から栗形周辺のどこまで巻くかを決めていきます。
鞘の籐巻10月28日

やすりで削って下準備をしたら、金属板の寸法を取り、タガネで切り込み加工を行います。
鞘の籐巻10月28日 鞘の籐巻10月28日 鞘の籐巻10月28日

教わりながら籐を巻いていきます。籐巻の終わりの決め方(籐の穴通しと鯉口の決め方)も教わります。
鞘の籐巻10月28日 鞘の籐巻10月28日

最後の鯉口部分の仕上げを指導頂きます。
最終の仕上げにかかっています。真剣そのものです。細かい仕上げ作業なので、神経を集中して加工しています。
鞘の籐巻10月28日 鞘の籐巻10月28日 鞘の籐巻10月28日

仕上がりました。出来映えに大満足です。今回も楽しく自分の持ち刀(真剣)の鞘を手作りしました。
鞘の籐巻10月28日 鞘の籐巻10月28日


鎧の装着 2017年10月23日

今回は戦国時代から伝わる本物の鎧を装着してみます。

すべてバラバラにした鎧一式と、装着完成の様子です。
鎧装着01 鎧装着01

まず、草鞋(わらじ)を履き、臑当て(すねあて)をつけます。
続いて、佩楯(はいだて)を締め、胴丸をつけます。
鎧装着01 鎧装着01 鎧装着01

大袖を通して胴丸の紐掛けに結び、籠手を取り付けます。
見た感じが段々武将に近づいてきましたが、重いの重くないのと言ったらぎっくり腰になりそうです。
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鎧装着01
 烏帽子をつけ初陣です。


面頬をつけて立ち上がり、肩掛けに兜をつけたら、出陣の準備万端です。
鎧装着01 鎧装着01 鎧装着01

烏帽子に変えて兜をかぶり、椅子に座って采配を手にして、出陣の機会を伺う侍大将の出来上がりです。
富嶽東海にそびえ立ち怒濤岩礁を砕く風格が漂います。
鎧装着01 鎧装着01 鎧装着01

鎧装着01
 最後にすべての装備品を外し、やっと一息です。
 総重量は20kgを超えるんですよ。
 本当にお疲れ様でした。


臨時 刀剣講習会 2017年10月7日

門弟の強い希望により臨時の刀剣講習会を開きました。

今回は銘刀を集め、レベルの高い刀の鑑賞の仕方を学びます。
第1回刀剣講習会02

刀の姿を見ます。
(左)腰・反り・身幅・帽子の形・重ね
(中)波紋・地肌・色合い・焼跳び・沸
(右)刃区・峰区・茎の形・銘・なかごのの厚さと刀身の関係・なかご尻
今回は特に、銘刀 康継を鑑賞し、徳川家より許された三葉葵を確認しました。
第1回刀剣講習会02 第1回刀剣講習会02 第1回刀剣講習会02

刀を取り換えて姿を見ます。
(左)刀の反り具合・なかご尻から切っ先にかかる反りの姿・大刷り上げの刀の姿
(右)横手筋・ふくら・帽子の形・帽子の返り
第1回刀剣講習会02 第1回刀剣講習会02

波紋・煮・金筋・砂流し・焼とび等について、確認の仕方を教わります。
すぐれた刀の特徴がどのようなものかを細かく指導頂きました。
第1回刀剣講習会02 第1回刀剣講習会02 第1回刀剣講習会02

最後に、刀ができる前までの流れを分かりやすく解説していただきました。
刀がどうできあがっていく過程において、土入れと焼き入れの関係性や、
波紋や反りが生じる理屈について理解が深まりました。
第1回刀剣講習会02 第1回刀剣講習会02 第1回刀剣講習会02

龍正館 九段道場では常時刀が展示されており、来館者は手にとって刀の鑑賞ができます。
是非、ご一報の上でお気軽にお立ち寄りください。
第1回刀剣講習会02


第1回 刀剣講習会 2017年9月18日

刀好きな会員が龍正館に集まり、刀剣講習会(第1回)が行われました。

第1回刀剣講習会01


前半は、ご宗家から『鑑賞の仕方・五畿七道』についての熱い講義です。
第1回刀剣講習会02 第1回刀剣講習会03 第1回刀剣講習会04

後半は、実際に刀を手にとって『五ヶ傳鑑定法』を学び、参加者は各々刀身を手にしてディスカッションしました。
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次回はもう少し深いところに入っていく予定です。


籐巻講習 2017年9月

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今回は籐巻きにチャレンジです。
籐巻は鞘が割れるのを防ぎ、手を守ってくれるので、
しっかりと巻きたいと思います。

今回も、ご宗家から直々に伝授して頂きます。

まずは、下準備。籐巻部分に銅板を巻きます。
銅板のおかげで強い鞘になります。


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鞘の下の方から巻き始め、隙間が開かないようにキッチリと巻いていきます。

巻き終わったら鯉口からはみ出した部分を削ります。


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最後の仕上げに艶出しを塗ります。
艶出しで籐を固め、きれいに仕上がります。

丁寧にむらなく塗っていきます...。


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完成です!

今回はすごくきれいに巻けたとお褒めの言葉をいただきました。


柄巻講習 2017年8月

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柄巻きは刀の装飾として、武士のおしゃれのひとつです。
紐の素材や色などにこだわりを持って、自分好みの刀に
仕立てることができます。

今回は、ご宗家から直々に伝授して頂きます。


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失敗しても大丈夫!
ご宗家はとてもやさしく教えてくださいます。

学ぶ人のペースに合わせて親切丁寧に教えて
下さるので、とても分かりやすいです。


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教えて頂いたとおりに
作業を進めて...

集中して黙々と...。


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出来上がりました!

自分で選んだ紐を上手に巻けたので
感無量です。



江戸無外流居合兵法 龍正館

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